白川流十二神楽   山田町指定無形文化財

日時 平成15年3月20日(木) 14:00〜18:00 ※毎年同日に奉納
場所 八重垣神社(千葉県山田町新里)
交通 浜松町・東京駅より犬吠埼京成ホテル行きバス山田下車、徒歩15分


毎年3月頃、千葉県北東部の神社では神楽が奉納され、その中で稚児舞が舞われるところがあります。
ここで紹介するのもその一つです。東京から公共交通機関を利用するとかなり行きにくいですが、上記の長距離バスが一番確実ではないでしょうか。

祭礼の由来についてはちばの観光まるごと紹介内のこちらのページが詳しいです。
〈追記:その後ページは削除。以下のような紹介文でした〉
 文化元年(1804)、当時の名主高木伊八郎が大願主となり、長嶋重左衛門、金親清右衛門、高橋市左衛門それぞれの願主が相諮り、広く村内外の賛同を得て永代神楽講を起こし、神楽道具・湯釜等を奉納して天下泰平・万民安泰・五穀豊穣を祈って八重垣神社例祭に奉納されたのが始まりといわれています。十二神楽とは猿田彦から始まって須佐之男命まで十二座あり、その他稚児舞が奉納されます。
 昭和54年、有志の寄進により湯神楽・駒寄・四神旗等が復元され、祭りの全てが昔と同じように行われています。
神楽の演目については同じ旧山田町愛宕神社の神楽を参考にしましたが、違っているかもしれません。

一、猿田彦命 刀で舞台を清めます。
二、天鈿女命 女神…のはずなんですが写真は何が何だか。
三、八幡大神 戦いの神、らしいです。

露払い うずめ やはた?

その間、神楽殿の左手にある建物で稚児舞の出番を待つ女の子たち。

神楽を見てます リラックス もうすぐ出番

稚児舞はニ種類あり、舞うのは八人でした。最初の稚児舞は「幣束の舞」

幣束の舞 幣束の舞 幣束の舞 幣束の舞
幣束の舞 幣束の舞 幣束の舞

横で話を聞いていたら、いちばん年上は小学6年生で今年が最後の舞台のようです。

話し中 最年長トリオ&先生&友達 最年少コンビ まだかなー

四、三宝荒神。神楽の合間には餅撒きがあります。お囃子もやっていましたし、女性の参加が多いのが印象的でしたね。
五番目は乙女之命…のはずですが撮影失敗。
六、恵比寿大神と続きます。

こうじん? もちまき えびす

二番目の稚児舞は「扇の舞」

扇の舞 扇の舞 扇の舞 扇の舞
扇の舞 扇の舞 扇の舞 記念写真

七、稲荷大明神 笹に隠れて見えませんが…
八、天種子命 白狐(?)も一緒です。
九、白狐…? 四つ目の怖い面だったんですけど、舞は滑稽なものでした。
十、須佐男命 神楽殿の飾りを切り払って、すべての演目が終了します。

いなり? 種蒔き びゃっこ? 注連切り
のぼり


後日、山田町の広報でちょっとだけ祭りが紹介されていました。

地図   もどる