日時 平成15年9月28日(日) 12:30〜15:00 ※毎年10月1日に近い土・日曜日
場所 金刀比羅神社ほか(山梨県高根町箕輪新町)
交通 JR中央本線長坂駅より高根町営バス箕輪新町ゆき、終点下車
おんねりの経路は大体このようになっています。
長坂駅から箕輪新町行きのバスに乗ったのは私一人(途中で人が乗ってきましたが)。集合場所の高根自動車整備工場に着いても誰もいない…。
でもバスの運転手も他の乗客と祭りがあると話してたし、祭と書かれた提灯もあるし。そのうちに人々が集まりだしました。
巫女さん二人も到着。衣装は、「祭礼行事」によると次のとおりです。
巫女は緋の着流しに黒の帯をしめ、白足袋を履いて頭には瓔珞のついた天冠を置くが、めずらしいことに天冠の下に ハフキ(ごく薄い経木板を細く刻んで、それに緑と紅で色づけしたもの)を耳の部分に垂らしている。
特に挨拶などはなく「ではそろそろ」と言う感じで出発。
パトカーが先導して、先頭に礼服を着て提灯を持った総代、そのあと偉い人たち(?)と捧げ物を持った人二人、そして巫女さん。
続いて白い着物に袴のお囃子の人たち、笛四人、太鼓一人、締太鼓二人。後ろに揃いのはっぴ姿の子供たち。後ろに消防車がつきます。全部で
三、四十人といったところです。
歩きながらお囃子が演奏して、子供たちが「エイ」というような合いの手を入れて進みます。
途中、近所の人たちがおんねりを見守ります。快晴で気温も高めだったので巫女のお二人はちょっと疲れ気味だったかも。
三十分ほどで金刀比羅神社に到着です。
儀式の後いよいよ巫女舞です。舞台は本殿と能舞台の橋懸かりのような形でつながっています。ただ、向かって左側に採物の台が置かれ長提灯が
吊るされて、そちらが正面のようです。
今回は露出は調整したんですが、手ブレが酷くて…ほとんどものになる写真が撮れませんでした。
最初は御幣の舞、次は扇の舞。一人ずつ交代で舞います。
次は剣の舞。一人目は右手に剣、左手に大きな幣。二人目は左手に扇を持ちます。
今度は弓の舞。背中に挟んだ矢を四隅で放ちます。舞台の下では子供たちが矢を取ろうと待ち構えてました(貰えるといいことがあるとか)
この後いったん儀式があって、ふたたび巫女舞になります。
このときお囃子の一人に「お客さん、どこから来られたんですか?」と聞かれました。実はその人はさっき乗ってきたバスの運転手さん。全然
気付きませんでした…
再開後はまた御幣の舞から始まり、次は扇の舞です。
続いて剣の舞、そしてまた弓の舞になります。
それから二人で榊の舞を舞い、もう一度御幣の舞があって終わりになります。
ひとつの舞は3分から5分程度。観客は殆ど地元の人で、アマチュアカメラマンは数名いただけでした。
あとスーツ姿でビデオを撮っている人たちが二、三人いました。なんかお役所の人っぽい感じでしたが…