日時 平成16年4月11日(日) 12:00〜18:00
場所 宮原浅間神社ほか(山梨県六郷町宮原)
交通 JR身延線・甲斐岩間駅より徒歩10分
無人駅の甲斐岩間駅で降りると、もうだいぶ桜は散ってました。
事前に町役場に時間を問い合わせたものの、「9時かららしい」という曖昧な答えだったので、とりあえず9時45分頃浅間神社に到着しました。既に式典の最中でした。
五色(黒白赤黄緑)の狩衣を着た稚児さんが二組いることが確認できました(小学校高学年ぐらいでしょうか?)。時々神楽のお囃子が聞こえ、お神輿にお祓いをします。
式典が終わるとお祭りなのかな、と思いきや入れ替わり立ち代り記念写真の撮影に。
そのあと山車が神社前に到着しました。思い思いの化粧をした浴衣姿の若者たちが引っ張っています。
山車は紙のテープや造花で飾り立てられ、なぜか側面にはHな絵が描かれていました(*^o^*)
さあこれからかいうところで11時前には早めの昼休みに入ってしまいました。一体これからどうなるのだろう…
ようやく正午になり、花火があがって行列が出発します。天狗とおかめ(猿田彦と鈿女?)と稚児が先導し、太鼓を乗せた車と笛四人がお囃子を奏で、神輿、山車、子供神輿二台が続きます。
神輿は中年男性が担ぎ、山車は若者たちが引っ張っています。少し進んでは神輿が後退し、それにおされて山車の上に乗った人が「バックー!」と叫んで皆必死に戻るということを繰り返します。
そういうわけでなかなか前へ進みません(苦笑)
三十分ほどしてようやく最初の休憩場所に到着。眺めのよい高台です。快晴でしたが風が強かったですね。
改めて神輿に向かってお祓いをします。ビニールシートとござを敷いて即席の舞台の出来上がりです。
天狗の舞のあと、いよいよ五行の舞の始まりです。入場するときは扇を持っていますが、舞うときは右手に鈴、左手に狩衣と同じ色の幣を持ちます。
はじめ一列に並び、そのあと一人を中心に回ります。真ん中の子は赤→緑→黄→白→黒と交代し、最後にまた赤に戻ります。何か深い意味がありそうですね…
五行の舞は全体で10分くらいでした。
舞が終わると再び行列が行きつ戻りつしながら進み、本定寺というお寺に到着。ここでは盆踊りが始まりました。なんだかいろんな要素が入っているお祭りなんですね(どの祭もそうか…)
道中、全くの部外者なのに缶ビールや、おにぎりといなり寿司にお茶などを頂いてしまいました。お賽銭はあげたんですが全然足りないぐらいで…
結構何人かに「どこから来たんですか?」と聞かれましたね。話を伺ったところによると、再来年のお祭りは大規模なものになるそうです。
さらに用水路沿いを進んで、山裾の空き地で二度目の舞の奉納になります。今度はまずおかめが舞います。続いて二組目の五行の舞ですが、内容は同じなので割愛。
祭はまだまだ続きますが、その後、地区の集会所に着いたところで私は失礼しました。
冒頭で紹介したページによると3地区(岩間・宮原・葛篭沢)持ちまわりだそうですが、今年は宮原地区が担当だったんですね。