日時 平成18年5月5日(金・祝)7:00〜17:00 ※毎年同日
場所 六所神社・神揃山・馬場公園(神奈川県大磯町)
交通 JR東海道線大磯駅・二宮駅よりバス「プリンスホテル前」「国府新宿」下車
10時前にまず六所神社へ。鳥居を撮っていたら、トラックに載った二之宮・川匂神社の神輿が通り過ぎました。
拝殿では神事の最中。巫女さんにお祭りの説明資料(たくさんあります)を貰います。
しばらくいましたが動きがなく、巫女さんもいなくなったので(笑)神揃山に移動することにしました。
麓には露店が並んでいます。山へ向かうと、さきほどの川匂神社の一行が来たので先回りすることに。
山に登るのはさっき見た大神輿ではなく、白木作りの古風な神輿です。山頂には六体の神体石が並んでいて何だか謎めいています。
六つの神社の神輿はそれぞれ別の道から神揃山に登ります。結構急で細い道なので大変そう。
「ドッコイドッコイ、ドッコイソーラー」という独特な掛け声と歌、タンバリンで音頭をとっていました。
ひとしきり暴れた(?)あと、神輿は一列に並んだテントに納められます。
各ブース(…ほんとは何て呼ぶんだろう)に巫女さんがいて、お参りすると粽(中身は小さく切った餅)を頒布してもらえます。
神社の由緒も貰えるのですが、平塚八幡宮は神璽まで入っていてびっくり。
正午から座問答。寒川神社と川匂神社の一之宮をめぐる争いを儀式化したもの、というのが定説だそうです。
それでもなぜ虎の皮を持つのかというのは謎なのですが…。で、写真は神職さんの陰になって全然撮れませんでした(泣
三之宮・比々多神社の宮司(女性でした)の「いづれ明年まで」の一言でどっと拍手。ほんの十数分の出来事でした。
神揃山での神事はこれで終わりのようなので、下山して大矢場祭場(馬場公園)に向かいました。
トラックの荷台に乗った祭囃子が並んで、神楽を演奏していました。会場の片隅には車輪のついた船形舞台があります。
巫女さんも山上から移動してきて、公園奥のテントで待機。そのうちに神輿が山から下りてきます。なんか行列の人数が増えてたような…
午後1時半、総社逢親場(おおやば)祭典が始まり、浦安の舞となります。扇の舞と鈴の舞でした。
四人の巫女さんは高校生か、もうすこし上でしょうか。
その後、国司(町長が扮していたらしい)による玉串奉奠などがあります。
午後2時、船形舞台において鷺の舞を奉納。舞うのは覆面姿のおじさんのようでした。お囃子には若い人が多かったです。
鷺、龍、獅子と三つの舞を続けて舞います。どれも2,3分程度、左右を向くぐらいでそんなに動きはありません。
引き続き神輿が続々と大矢場斎場に入ってきます。川匂神社と六所神社の大神輿も登場。
中には神輿が倒れそうになりながら地面すれすれで元に戻るという、アクロバットな動きを見せる担ぎ手も。
午後3時半に再び鷺の舞が舞われ、同時に「五社逢親場七十五膳献上」が始まり「神対面神事」「国司奉幣神裁許」と続きます。
神事が終わると還御となります。神輿が入り乱れつつ帰っていくのを見送って、私も帰路につきました。
天気は良かったんですが、乾燥で土埃が舞って撮影条件はなかなか厳しいものがありました。
いちばんの反省材料は座問答をちゃんと見られなかったことですね。何とかしてもう一度行かねば…