日時 平成18年10月15日(日)12:00〜17:30?
場所 鶴峯八幡宮(千葉県市原市中高根1223)
交通 小湊鉄道・光風台駅より徒歩10分
正午過ぎに光風台駅で降りるとまわりは畑で、高台に新興住宅地があるものの人の気配がない。
地図を頼りに進むとそのうち幟が見えてきて、お囃子も聞こえてきました。
13時からと思ってたのにもう始まっていたらしい…
演目は「月日の巫子」。小学生二人が一組で、御幣を持つ組と扇を持つ組が代わる代わる登場します。
装束は緋袴に金襴の肩衣(?)と無地の千早とがあって、白衣も普通のものと袖に赤い縁取りの入ったものの二種類。
舞は一組あたり6,7分ほど。「今回は曲数が多いので一部省略しています」というような解説がありました。
舞の始めに、座って両手を肩から首のあたりを撫でるような動きがあるのが特徴的でした。
巫子舞が幣・扇二組づつあったあと「猿田彦」が1時過ぎまであって、続いてまた巫子舞。
神楽の舞台は神社拝殿の横に仮設されたもので、全体が朱に塗られています。
四隅と正面中央には榊がたくさん取り付けられていて、赤と緑の対比が鮮やかでした。
次いで「浦島」、舞台上で若者から老人に早変わり。さらに「稲荷様」では子供の扮する狐二匹が登場します。
続く「副巫子」(おっぺ・おた)では、おかめの舞をひょっとこが真似たりちょっかいを出したりして面白かったです。
続いてまた「月日の巫子」があって、「三韓」になります。神皇功后(という表記だった)ともいうらしい。
鬼が出てきてさんざん暴れた後、弓矢で退治されます。その後は刀を杖代わりについた「老人の舞」。
このあたりで、肉眼ではそうでもないですが写真だとかなり暗くなってますね。
次の曲目は「太刀巫子」。髭面でぜんぜん巫女さんではないような…。よくみると額にも目があります。
続いての「湯立」では、また子供の巫女さんがでてきて湯立てのようすを再現し、一連の神楽で唯一せりふが入ります。
それから鍾馗(?)が現れ、巫子と輪を描くように舞います。いったん巫子が退場した後、鍾馗に肩車されて再登場。なかなか珍しいのでは。
それが終わると客席では椅子が片付けられ、舞台では後方の御簾が開け放たれます。
これから始まる「山の神」が最後の演目で餅まき大会になるようです。ただ今回も、都合により5時過ぎに撤収したので参加できなかった(泣)
これまで見慣れていた香取周辺の神楽とはまたちょっと違って、衣装も動きも派手なように思いました。
子供巫女もたくさんいてよかったです(*^_^*)
木の葉の陰になるのと、ずっと舞台下に張り付いて写真を撮っている人が二人ほどいて撮影には結構苦労しましたが…