金山神社例大祭

日時 平成19年4月1日(日) 11:00〜17:00 ※毎年4月第1日曜日
場所 若宮八幡宮(川崎市川崎区大師駅前)
交通 京浜急行大師線「川崎大師」駅下車、徒歩1分


通称「かなまら祭り」のほうが通りがよい、世界的に有名なお祭りです。
そっち方面(謎)については若宮八幡宮公式サイトはじめ各所で紹介されているので、このレポートは巫女さんを中心に。

この日は快晴で初夏のような暑さでした。
10時少し前に神社に着くと、境内はすでにかなりの人込みでした。小〜中学生ぐらいの子供巫女さんが3人、社殿の前で寛いでました(*^_^*)
隣には八角形の変わった形の建物があって、今日はこの金山神社のお祭りになります。
10時から「御火取祭」。本殿内で火をおこしつつ神事が執り行われます。

巫女 若宮八幡宮 金山神社 御火取祭

10時半から巫女舞。手前の二人が扇の舞、奥の一人が鈴の舞を同時に舞います。結構珍しいかもしれませんね。

浦安の舞 浦安の舞 浦安の舞 浦安の舞
浦安の舞 浦安の舞 浦安の舞 浦安の舞

その後、神輿に御霊が入れられる一方、「大根削り」なる行事が。外人さんが積極的に参加してた^^;
境内ではあやしい品物が売られていたり怪しい風体の人がいたり、奇祭つながりで新潟・長岡のほだれ祭の物産展もありました。
その一方で境内ではカタカナまじりの放送が流れ、謎の物体にまたがる人や普通に屋台を覗く子供もいたりたりしていやはや何とも。

大根削り 神輿御霊入れ式 謎のおじさん 宮出

行列の先頭にはさきほど舞った子供巫女さんと、別にお守りを売って歩く男の子と巫女姿の女の子、それに一本歯の下駄を履いた猿田彦。
女性の宮司さん…とこれだけみるとごく普通のお祭りなんですが(苦笑)神輿が尋常ではないわけですね。

三基の神輿のうち、大神輿は時々左右に大きく揺すられ、ピンクのエリザベス神輿は女装した人たちが「でっかいでっかい」などと掛け声をかけつつ進みます。 当日もらったチラシによるともう一つの舟神輿にはこのような由来があるそうです。

江戸時代、ふいご祭りが盛んに行なわれ、お供え物の「蜜柑」がお祭り前には非常な高値になる事がありました。 これに目を付けた紀国屋文左門が嵐をついで船を出し、巨万の富を得たといわれています。これに因み日立造船蒲L志により造られ奉納された神輿です。
ミカンが値上がりした理由がそんなところにあったとは初耳でした…

巫女 巫女 男子 猿田彦
巫女 巫女 宮司 神輿と行列

行列は川崎大師の参道を進み折り返します。外人さんがノリノリで神輿を担いでおりました。
帰路、川崎大師に向かって(?)神輿を高く上げたり。神社に戻ってくるときにはメイドさんもいました。何でもありですな(^_^.)

神輿と外人さん 神輿と川崎大師 神輿とメイドさん 桜吹雪

午後1時40分ごろに宮入り。
境内では「地べた祭り」といって茣蓙をしいて宴会になるらしいです。そうか、最初巫女さんたちが地べたに座ってたのも伝統に則っていたのか(?)
暑さと人込みでかなり体力を消耗したこともあり、このへんで帰ることにしました。

事前にイメージしてたより意外と健全な?お祭りでしたね。ご神体や出し物がが変わっている以外はわりと普通の神社の例大祭のようです。
でも改めて写真をみてみるとやはりすごい…。まあ巫女さんもいたし桜は満開だったし、揚げたてのコロッケも美味しかったので満足(笑)

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