香取神宮御田植祭・田植式

日時 平成19年4月8日(日)13:00〜14:30 ※毎年4月第一土曜日と次の日曜日
場所 香取神宮(千葉県香取市香取)
交通 JR成田線・佐原駅より香取行きバス15分、終点下車



二日間に亘る香取神宮の御田植祭。初日の耕田式には三年前に行きました
今回やっと二日目の田植式を見に行くことができました。この間に佐原市が周辺の町と合併して香取市になっています。

境内は桜が散り始めたぐらい。猿回しも来てました。参道には植木市も。1時10分前ごろに行列が本殿へ向けて出発します。
女性の神職(?)、納曾利(なそり)、大悪魅(おおべしみ)、姥(うば)と巫女さん、田の名前が書かれた傘八本にお父さんに肩車された稚児八人。
頭には黄色・赤・緑の独特な飾りをつけて、手に早苗を持ちます。さらに田歌と田舞の女の子、早乙女と初日と同じ並びですね。
先頭の女性はたぶん三年前と同じ人。衣装が、この前は浅葱色に模様の入ったものだったのが今日は全身白一色でした。

一の鳥居 田歌 稚児 神
田舞 稚児 石段 祭主?

1時過ぎに拝殿前で神事となります。三神が薙刀を振り回したりしながら稚児のまわりを回りお祓いをします。
この日は牛は登場しないんですね。

稚児 稚児 神様と巫女 稚児

それから田舞となります…が、人が多かったり旗で隠れたりしてうまく撮れない(泣)
舞姫は小中学生ぐらいの八人。白衣緋袴に模様の入った襷をかけ、背に花笠を背負います。頭には思い思いの飾りをつけていました。
少し年上らしい四人が田歌を歌います。7分ぐらいではなかったかと。

舞が終わると神職が参拝し、早乙女(かなりご高齢)が歌に合わせて田植えの所作をします。

神 田舞 田舞 田舞
田舞 田舞 田舞 田舞
田舞 田舞 早乙女 早乙女

1時25分頃神事が終わり、一行は神田に向かって出発。長い木の棒を持った男性二人が先導します。
やはりカメラマンが多かったです。お稚児さんたちは「かわいいねー」と言われてしきりに愛想を振りまいておりました(^_^.)

行列 行列 稚児 稚児

神田では改めて献餞、祝詞奏上などの神事が執り行われます。稚児さんの代表二人も参拝。
そのあと早乙女が、笛と太鼓の伴奏の田歌にあわせて早苗を手際よく植えていきます。
この間、田舞の女の子たちは出番がないので奥の畦道で休憩していました…

神事 稚児 神田 早乙女
神職 休憩中 早乙女 早乙女
行列 ふたたび石段 拝殿 神田の御幣

2時15分頃に御田植が終わって、一行は行きとは別の山裾の道を通って神宮に戻ります。
以前は祭りが終わるとご利益を求めて傘は奪い合いでバラバラになる…と聞いた気がするのですが、この日は数人が持っていこうとするだけでした。
拝殿にはなお苗らしきものが置いてありました。あれ?今日植えるためのものではなかったんですね(汗)

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