日時 平成19年9月16日(日)10:00〜11:10
場所 鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下)
交通 JR横須賀線・鎌倉駅東口より徒歩10分
鶴岡八幡宮は例大祭の最中で賑わってました。天気も快晴で暑いくらい。
10時15分ごろ、出演者一同が舞殿に上がってまず「舞台清祓」になります。
以下、当日頂いたパンフレットに従って紹介します。
序、万巻上人の来臨を待つ
白衣緋袴の女の子たちが村人役で登場。金色の御幣を持った二人が前に出ます。
一、御阿礼(みあれ)
箱根三神が登場し、舞を舞います。
法体は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、本地は文殊菩薩。
俗体は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、本地は弥勒菩薩。
女体は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、本地は観世音菩薩。舞は豊栄の舞のようでした。
二、九頭(くず)の龍神と湖水祭の由来
毒龍が子分を引き連れて登場。
とんぼ返りがあったりして派手に斬り合います。上人が祈願して龍を調伏し、最後は龍神になります。
三、延年の約束
万巻上人が延年の芸能を村人に与えて消え去る。
また舞があり、だんたんテンポが早くなって一同が輪になります。
11時10分ごろに終了。あとは記念撮影をしていました。
色々みどころが多くて楽しかったです。
復曲にあたったのは能楽師の方だそうですが、パンフによると「能狂言そのものにはしない」ということだったそうです。
確かにいろいろな要素が入っているように思えました。お囃子も鼓や笙があったり多彩でした。
まだ小さな子も頑張って演じていたので、これからの成長が楽しみですね。