水戸八幡宮はねつき・破魔弓神事

日時 平成20年1月14日(月・祝)11:30〜13:00 ※毎年成人の日
場所 水戸八幡宮(茨城県水戸市八幡町)
交通 JR水戸駅よりバス「栄町2丁目」下車、徒歩5分



こちらも以前から気になっていたお祭り。天気が良かったこともあり出かけてきました。
11時過ぎに着くと、境内は結構人が集まっていました。神職や巫女さんも準備万端の様子。
神事の前に俳句の表彰式があり、「水戸の梅大使」三人が並びます。

会場 梅大使 神職と巫女 梅大使と新成人

神事は本殿左横、天然記念物の御葉付公孫樹(おはつきいちょう)の傍らで行われます。
献餞・祝詞奏上などのあと、宮司が弓に矢を番えて天地を指し、掛け声とともに矢を放ちます。これが破魔弓神事のようです。

その後、振袖姿の新成人二人により大羽子板が奉納され、いよいよはねつき神事となります。
女性の神職と巫女さんが三人ずつ登場し、各自が三回対戦します。早稲・中稲・晩稲の作柄を占うもので、神職が勝つと豊作だそうです(なんということだ)
はじめは巫女さん優勢でしたが、サーブ権が常に神職さんにあることもあり後半盛り返していました。

神事 破魔弓 羽子板奉納 はねつき
はねつき はねつき はねつき はねつき
はねつき はねつき はねつき はねつき

占いの結果発表の後は新成人と梅の大使が対戦。カメラマンはだいぶ多かったですね。

はねつき はねつき はねつき はねつき

12時過ぎに神事が終わりました。その後は手前の広場で居合と弓道が奉納されます。

居合 居合 弓道 弓道
弓道 弓道

一方で参拝客に羽子板と羽根が配られて境内で思い思いに羽根突きをしたり、子供たちが弓の体験をしたり色々と。
その後、羽根突きが長く続いた人の表彰もしていました。
長い竹ひごの先に羽根のついた「八幡羽根守」も気になったのですが、道中折れそうだったので絵馬を買って帰りました。

新成人 巫女さん 弓矢 梅大使

この日の夜のNHKローカルニュースでも紹介されたようです。NHKサイトより(もう消えてます)

羽根突きの神事

 水戸市の神社で、はねつきをしてことしの稲の作柄を占う「はねつき神事」が行われました。
 「はねつき神事」は身と八幡宮で毎年行われる伝統行事で、神職とみこがはねつきをして、その勝敗でことしの稲のでき具合を占います。
 14日長さ70センチの大きな羽子板を振り袖姿の新成人が奉納した後、神職3人とみこ3人によるはねつきが行われました。
 はねつき神事では、稲の収穫時期に合わせて「わせ」「なかて」「おくて」の作柄を3回の対戦で占い、神職が勝つと豊作になると伝えられています。
 対戦の結果、いずれも神職側が優勢で、ことしは豊作になる見込みだということです。
 このあと、2月20日から水戸市の偕楽園で始まる梅まつりをPRする「梅大使」らがはねつきをして境内は華やいだ雰囲気に包まれました。
 また、市民にも羽子板が貸し出され、境内のあちこちで親子連れが羽根突きを楽しんでいました。(後略)
お正月にふさわしいのどかなお祭りでした。写真はコントラストの調整がいまいちうまくいきませんでしたけど…

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